2023年08月28日

「ハイブリッド デュアルユース フューチャー ダイアローグ&研究会」を開催


ハイブリッド デュアルユース フューチャー ダイアローグ
極限環境(フロンティア)で革新をもたらす技術システムとデュアルユースをテーマにしたロボティック・シンポジウム(9月21日)

チラシ.pdf
開催趣旨.pdf
概要.pdf

技術の急速な発展により、AIやXR、各種センサー、デジタルツインなどを含むロボット関連技術(ロボティック)の異なる領域・用途への利用・活用が進んでいます。
技術の結節点であるロボットやドローン、自動運転などの先進技術に境界(民生用と軍事用など)を設けること(二択)はもはや困難な時代になってきています。

ロボティック普及促進センター(RIC)では、極限環境(フロンティア)で革新をもたらす技術システムとデュアルユースをテーマにしたロボティック・シンポジウムを開催します。

併せて、主に無人機※1のデュアルユース※2と総合的な実運用により、極限環境分野での収益確保を目指す研究会(ハイブリッドデュアルユース/ダブルインカム)を10月からスタートします。

研究会概要.pdf
研究会申込書.docx

※1)無人機:人が搭乗していない乗り物のこと。無人航空機(UAV)、無人車両(UGV)、無人船舶(USV)、無人潜航艇(UUV)、無人探査機(USC)など
※2)デュアルユース:本来の意味は「軍事と民生の双方で活用できる技術=軍民両用技術」のことですが、本研究会では『異なる領域・用途にも利用可能な両用技術(広義のデュアルユース)』とします。

本シンポジウムの開催により、従来までの世界観や「マインド」が少しでも「リセット」され、参加者と共に未来へとつながる「対話」になることを願っています。
そして、本シンポジウムを通じて日本のロボットビジネスをもう一段上のステージに導くことに貢献できれば幸いです。

多くの方の参加をお待ちしています。


(1)ロボティック・シンポジウム
ハイブリッドデュアルユースフューチャーダイアローグ

【テーマ】
ロボティック・ミッション・フロンティア
極限環境で革新をもたらす技術システムとデュアルユース 

【内容】
多様な知見を有する企業・行政・個人が、異なる領域・用途にも利用可能な技術・製品・サービス(ハイブリッド)を極限環境分野においても収益化し、さらに強靭強力なものへと生み出すための未来へ向けての対話(研究会ガイダンスを含む)

【主催】
NPO法人ロボティック普及促進センター(RIC)

【開催日時】
2023年9月21日(木)14時〜16時 (開場:13:50)

【開催会場】:かわさき新産業創造センター内 AIRBIC会議室
https://kawasaki-sozonomori.jp/airbic

【アクセス】
JR横須賀線 新川崎駅 徒歩10分(川崎市幸区新川崎7-7)
https://kawasaki-sozonomori.jp/access

【プログラム】各30分
1.極限環境分野でのデュアルユースの現状と新たに発足する研究会の取り組み
小林賢一(こばやしけんいち) 
NPO法人ロボティック普及促進センター 理事長/株式会社ロボットメディア 代表取締役

極限環境(フロンティア)における無人機(空・陸・海)の活用事例を紹介すると共に、10月からスタートする研究会(ハイブリッドデュアルユース/ダブルインカム)の具体的な取り組み(趣旨・活動計画・ゴール目標・会員に期待することなど)について説明する。

2.民生技術の発掘・育成(安全保障技術研究推進制度と先進技術の橋渡し研究)
南 亜樹(みなみあき) 
防衛装備庁 技術戦略部 技術振興官 

最先端の科学技術の加速度的な進展が安全保障のあり方を根本的に変化させる中、我が国の高い技術力を安全保障分野に幅広く活用するため、大学や研究機関及びスタートアップ企業などの有望な先端技術を早期に見出し、育成し、活用することが重要で、本講演では「安全保障技術研究推進制度」と「先進技術の橋渡し研究」を中心に、民生先端技術を発掘・育成するための施策について説明する。

3.極限環境分野におけるスタートアップの最新動向  
青木英剛(あおきひでたか)
宇宙エバンジェリスト/一般社団法人Space Port Japan創業理事

宇宙、空、海洋などの極限環境におけるデュアルユースの事例がアメリカのスタートアップを中心に盛り上がってきている。最近は日本でも同様の動きが出始めている。本講演では国内外のスタートアップの事例を取り上げながら、政府とスタートアップの連携や大企業とスタートアップの連携等によるイノベーション創出の可能性について話題提供を行う。

4.ディスカッション、質疑  30分

【主な対象者】企業・機関担当者
ロボットやドローンを開発、運用している
極限環境分野やデュアルユースに関心がある
極限環境分野に参入し、将来的な収益化を目指している
既存分野にプラスして新たな事業分野・領域を模索している 
無人機の導入と実運用(オペレーション)に関心がある 
今後、ロボットやドローンを活用したビジネスへの参入を予定している など

【定員】
40名

【参加費】
無料

【申し込み方法】
「シンポジウム(9/21)参加希望」と明記して、必要事項を記載の上、下記メールアドレスにお申込みください 
E-mail:seminasanka[a]npo-ric.org  ※[a]は@に変更してお送りください

【必要事項】
氏名、企業機関名、部門、所在地、メールアドレス、電話番号、研究会への参加希望の有無

【申し込み期限】
2023年9月12日(火)

【注意事項】
※開催5日前までに事務局より参加確認のメールをお送りします。
 開催3日前までに事務局から連絡メールがない場合はお問合せください。
(迷惑メールに振り分けられてないか、迷惑メールフォルダもご確認ください)
※定員を超えて申し込みがあった場合は、研究会への参加を希望する企業・機関を優先します。
※事前申し込みがない方の当日参加はお断りします。
※外資企業、シンクタンク、コンサルティング職などの方からの申し込みはお断りする場合があります。

◆本件に関するお問い合わせ
otoiawase[a]npo-ric.org  ※[a]は@に変更


(2)研究会
ハイブリッドデュアルユース/ダブルインカム

主に無人機(空・陸・海・月)のデュアルユースと総合的な実運用(オペレーション)により、極限環境分野での収益確保を目指します 。
参加ご希望の方は、下記期日までに申し込みの上、会費をお振り込みください。

研究会概要.pdf
研究会申込書.docx

【取り扱い領域】
ロボティック・ミッション・フロンティア
極限環境(宇宙、海洋、軍事、原発、災害支援など)で革新をもたらす技術システム
特に、宇宙(月資源探査)、海洋(センシング・モニタリング、海底資源探査)、防衛(自衛隊員支援)、戦後復興(地雷・不発弾除去、除去後の安全性確認、義足、PTSD対策)等

【共通技術】
無人・自律移動・群れ制御・データ収集/分析・物理的作業など

【会費】
A. 6万円(企業・機関)
B. 3万円(設立6年以内のスタートアップ及び起業予定者)

【期間】
2023年10月〜2024年3月(4月以降も継続予定)
※外資企業、シンクタンク、コンサルティング職などの方からの申し込みはお断りする場合があります。

【申込締切】
2023年9月22日(金)
上記、研究会申込書に必要事項を記載の上、下記アドレスにお送りください。
otoiawase[a]npo-ric.org  ※[a]は@に変更

【会費振込先】
ゆうちょ銀行(郵便局)口座からお振込みの場合
(記号)10530 (番号)45074781  
(名義)トクヒ)ロボティックフキュウソクシンセンター

※ゆうちょ銀行(郵便局)以外の金融機関からお振込みの場合
(店名)〇五八(ゼロゴハチ)(店番)058 (預金種目)普通預金
(口座番号)4507478 (名義)トクヒ)ロボティックフキュウソクシンセンター

【振込期限】
2023年9月29日(金)
振込期限までに会費のお振込みをお願いします。振込手数料は御社にてご負担ください。
※会社の経理処理上、請求書受領が必要な際は御社手続きに沿った取り扱いも可能です。その旨、お知らせください。
なお、請求書発行の場合は手数料(2,000円)が別途かかります。

◆お問合せ
otoiawase[a]npo-ric.org  ※[a]は@に変更


【これまで開催したロボティック・シンポジウム、セミナー】
〇ロボティック・シンポジウム
第1回「ロボット関連技術の境界線 〜発展する無人機の可能性と国際動向〜」
(2013年11月 東京ビックサイト)
第2回「5年後の世界 〜ロボット、量子コンピュータ、量子暗号〜」
(2016年1月 東京ビックサイト)
第3回「ロボットテクノロジーの劇的進展とベーシックインカム究極の社会保障」
(2016年6月 サムライインキュベート)
第4回「ワレラの時代 ソサエティ5.0の先にあるもの 〜幸福・AGI・BI〜」
(2017年2月 東京ビックサイト)
第5回 日本ロボットビジネス体系講座4周年記念「ロボットビジネス・プレイヤーズ・サミット」
(2017年10月 幕張メッセ)

〇セミナー
・日本のロボットの2019年問題 〜”ロボット“に引っ張られ過ぎないためのロボティックディスカッション〜
(Smart Sensing 2018 6月 東京ビックサイト)
・データ入出力デバイスとしてのロボット
(Smart Sensing 2019 6月 東京ビックサイト)
・ロボットビジネス収益化への道 コロナ前・中・後 ロボットビジネスはどう変わっていくのか 〜MFC、スタートアップ、コンタクトレス、プライバシー、信頼〜
(Smart Sensing 2020 5月 オンライン)
・ロボットビジネス縦横無尽(Smart Sensing 2021  7月 オンライン)
・中国製ロボットとの付き合い方 席巻される前に為すべきこと
(Smart Sensing 2021  10月 東京ビックサイト)
・「世界ロボットビジネス大全」発行記念セミナー 日本のロボットビジネスの「価値筋」
(Smart Sensing 2022 5月 東京ビックサイト)
・日本のデュアルユースロボットの行方/防衛装備庁における研究開発の取り組み
(Smart Sensing 2023 6月 東京ビックサイト)



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2023年08月18日

「ロボットビジネスの全貌シリーズ V資料編 1.国内外のロボット関連施策/関連企業」を監修・発行しました

◆ロボットビジネスの全貌シリーズ 〜もう一段上のステージを目指すあなたへ〜
V資料編 1.国内外のロボット関連施策/関連企業 スマートシティ・都市OS 

V資料編 1.国内外のロボット関連施策.pdf

コロナ禍やテクノロジーの急速な進展により個人や社会が本質的に変化し、また、人手不足の深刻化により、あらゆる産業が競争力を維持しようと先進技術の導入に注目しています。

本書は、国内の省庁や自治体のロボットをはじめとする先進技術に関わる取組みと海外のロボット関連施策、そして国別の主な関連企業を紹介するとともに、ロボットの「実用化度」の国際比較を行っています。
また、国内外で計画が進む国や企業によるスマートシティ・スーパーシティと都市OSについても記述しています。
事例と図表などを通じて、省庁や自治体、企業の先進技術・スマートシティに関わる取組みを簡潔に知ることができます※。

※29ヶ国49行政機関と30事例、国内外624社、20のイラスト写真図表を記載(2023年8月18日時点)。

なお、本資料編は分離販売(カーブアウト)が可能です。
必要な項目(例えば、経済産業省の施策と欧州のロボット)だけをニーズに合わせてピンポイントで選択し、低価格(基本料金と枚数により変動)で購入することができます。

一般的な市場調査資料(調査レポート)は、市場規模や市場予測、セグメント分類(地域、企業、プロダクトなど)で構成され、有用である一方、購入者にとっては必ずしもそのすべてが必要な内容ではなかったり、購入価格も高額(数十万円〜数百万円)になることがあります。
必要に応じて、分離販売(カーブアウト)をご利用ください。


V資料編 1.国内外のロボット関連施策/関連企業 スマートシティ・都市OS
発売日:2023/8/18
言語:日本語
構成:全4章 A4 PDF/約130ページ
監修:ロボティック普及促進センター
編集発行:ロボットメディア
価格:11万円(税込)

◆申し込み、問合せ、分離販売(カーブアウト)の料金など詳細
E-mail:otoiawase [a]npo-ric.org
※[a]は@に変更してお送りください

初めてのお取引の場合は原則お振込み確認後、PDFデータで納品します。
納品及び請求書などは発行元(ロボットメディア)になります。
※会社の経理処理上、事前振込が難しい場合や請求書受領が必要な際は御社手続きに沿った取り扱いも可能です。その旨、お知らせください。
なお、請求書発行の場合は手数料(2,000円)が別途かかります。
また、納品後1ヶ月以内にお振込みをお願いします。


〇ロボットビジネスの全貌シリーズ  
T基礎編、U実践編、V資料編、W展開編で構成され、全体を俯瞰することでロボットビジネスの全貌を理解でき、ロボットビジネスをもう一段上のステージに導く内容になっています。
ロボットビジネス実務の実践ノウハウと「日本ロボットビジネス体系講座」(2014-2020)をベースに、全体の構成を再整理、新たな項目などを追加するとともに、2019〜2021年にかけて調査した世界32ヶ国の主要ロボットビジネス関連企業約1900社の動向も加味して、すべて最新情報にアップデート。
新たなロボットビジネスプレイヤーの誕生支援と日本のロボットビジネスをもう一段上のステージ「ロボットならではの『特別で劇的な新しい価値』の創出」に高めていくことに貢献していきます。

発行(既刊・予定)
T基礎編 我々は今時代のどこにいるのか、どこへ向かおうとしているのか(2023年1月既刊)
U実践編
1現状を知る(2023年3月既刊)
2なにから手を付けていけばいいのか(2023年4月既刊) 
3プレイヤーになる ロボット新規事業開発(2023年5月既刊)
4安全性の確保 ロボットの法規・規格・保険・パブリックアクセプタンス・ロボティックリテラシー・リスキリング
5いかに収益を上げるか ロボットのビジネスモデル(2023年6月既刊) 
6汎用化への道 「新たな価値」の仕組みの提供(2023年7月既刊)
V資料編
1国内外のロボット関連施策/関連企業 スマートシティ・都市OS(2023年8月既刊)
2分野別ロボット&システム
3ロボットの用途、関連技術 
W展開編
1中国とのロボットビジネス(2022年1月既刊)
2国内外のロボットユーザーとその導入効果(2022年8月既刊)
3間違いなく参考にすべき国内外のベンチマーキングロボット&システムとロボットビジネスベストプラクティス事例(2022年11月既刊)



posted by NPO-RIC at 08:00| 資料集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする